受験勉強 愛知・岐阜 中学受験

最近「グローバルな人材」という言葉が盛んに言われていますが、これはそもそもどういう意昧なのでしょうか。
グローバルに活躍するということは、「常にアウェイの状態である」ということです。常に何かが足りない状態でも、自分の力を出し切ることだといえます。
そして、中学受験の問題とは、単に知っている知識の量を問うているわけではなくて、自分のもっている知識を活用して、大きな問題に挑む知恵と度胸を試しています。「あり合わせのもので何とかする力」を試しているのです。
まさにグローバル人材に求められている力ではないでしょうか。中学受験勉強はグローバル人材教育にもなるわけです。

そもそも中学入試問題は、子どもたちの「社会に出て役立つ力」を見るために出題されています。学校側の立場に立って考えれば当たり前です。誰が知識ばかりを詰め込んだ頭でっかちの子どもをわざわざ生徒にしたいと思うでしょうか。考える楽しさを知っている意欲的な子どもに入学してほしいに決まっています。それを見抜くために各校、工夫を凝らした入試問題を考えているのです。

ただし、いくらもともと頭が良くても、家庭教師・塾に通うことなく中学受験に望むことは無謀です。腕力に自信のある大男が、力任せに竹刀を振り回すようなものだといえばわかりやすいでしょうか。剣道の有段者と相対すれば、いとも簡単に負けてしまうでしょう。いくら腕っ節に自信があっても、日々の鍛錬を重ね、しっかりと型を身につけた者にはかなわないわけです。

その意味で、知識の詰め込み教育とは、スポーツ選手がむやみに筋肉トレーニングをして、筋肉ばかりをつける行為に似ています。見た目には強そうですが、筋肉をなめらかに使いこなす術が身についていなければ宝の持ち腐れとなるのです。

塾での勉強は、単に知識を詰め込むようなことをしているわけではなく、自分のもてる力を効果的に利用する術を身につけるということ。一度その術を身につければ、どんな状況でもベストを尽くすことができるようになります。一生の宝です。

 

岐阜県 岐阜市 家庭教師のアズ
自覚と責任を負う優良業者に 家庭教師協会・派遣業協同組合 の ロゴマークの利用が許されております。
Copyright(c) 家庭教師のアズ All Rights Reserved.
SSL GMOグローバルサインのサイトシール