私立中学と公立中学の勉強方法の違いと選び方

kangaeru

 

以前に私立と公立の中学校それぞれのメリットについてお話ししましたが、私立中学と公立中学では勉強の方法も異なってきます。
今回はそれぞれの勉強方法の違いと、学校外での勉強方法の選び方として具体的には塾と家庭教師のどちらを選ぶべきか、という記事になります。

 

どう違うのか

冒頭に勉強方法が異なると書きましたが、実際はどのように違うのでしょうか。ここではそれをそれぞれ説明していきます。

まず私立中学についての話をしようと思います。私は私立中学出身で国公立大学に進学しましたが、塾のような学校外での勉強は一度も行いませんでした。私立中学では公立中学に比べ授業の自由度が高く、高校の勉強内容の先取りや長期休暇中に授業では行わない難易度の問題を行う講座が開かれたりと、勉強面でのサポートが充実していて通う必要がなかったのです。しかし、中学入試に向けた勉強をするために小学生の時に塾などに通っていたという生徒は多かったです。

対して、公立中学の生徒の大半は学校以外にも塾や家庭教師などを利用することで学校では足りない分の勉強を補っています。これは、公立中学では学校が国で定められたカリキュラムしか行えないために、学校だけでは十分に勉強した内容が身につかないことが多いためです。また、同じ理由で勉強でつまづいた生徒のカバーも私立と比べると疎かになっています。実際に、私がこれまでに指導してきた生徒も殆どが公立の生徒でした。ただ、中学入試はないため私立中学生と比べると小学校で塾などに通っていた生徒は少ないです。

以上のことをまとめると、私立中学の生徒は小学校までは塾や家庭教師を利用する人が多く、公立中学の生徒は中学校以降に多いということになります。

 

塾と家庭教師ではどちらを選ぶべきか?

学校外でも勉強をするとなった時、先程も例をあげた塾と家庭教師がまず候補になると思います。どちらが良いかは生徒の能力や状況によって変わるため、ここではそれを説明します。

まず、塾ではオリジナルの問題集や参考書を用いた授業を行ったり、周りの高いレベルの人たちと切磋琢磨したりできるため、学校では十分な成績を維持することができているがもっと勉強したいという生徒や他の人と競い合うとやる気が出るという生徒は塾に行くことをオススメします。

次に、家庭教師では私たちは主に学校で使用する教科書やワークを用いて指導を行い、授業の復習などをメインとして行っていくため、今の学校の勉強についていくのが難しい生徒や、何かしらの理由で学校に通えておらず授業に追いつけていない生徒は家庭教師にすることをオススメします。また、家庭教師のメリットとして生徒と先生が1:1で指導を行えることや指導時間を調整できることがあるため、集団の中で勉強することが苦手な生徒や急な用事が多い家庭の生徒にも家庭教師がオススメです。

また、家庭教師は生徒の成績に条件はありませんが、主に進学塾などでは入塾前に行う試験で一定以上のレベルがないと見なされると入塾が認められないことがあるので、このことも選択の際には注意が必要です。

 

終わりに

今回は私立中学と公立中学の勉強方法の違いおよび塾と家庭教師の選び方についての記事でした。中学入学後に中学校を変えるのは難しいですが、塾と家庭教師は変えることができるので、生徒に合っていない、無駄な時間になっている、と感じた方はもう片方へ切り替えてみるのも良いと思います。
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