受験勉強・モチベーションの上げ方、保ち方

20200212

 

・はじめに

私立の入試も終わり、結果が届いた方もいると思います。そして、受験生の中には目前に控えた公立入試に向けて勉強しないといけないのに、私立が終わって気が抜けてしまった…という人もいるのではないでしょうか。今回はモチベーションの上げ方、保ち方について書いていこうと思います。

 

・×をつけない

私は中学、高校、大学でそれぞれ別の先生から、テストは自分で取れたと思った8割しか実際には取れないから目標点は高く設定しろ、というアドバイスを聞きました。実際、凡ミスや計算ミス、回答が問題の主旨から外れている、などで減点されたり間違えていたりしたことは、皆さんもあると思います。例えば自習中に問題を解いた後は答え合わせをすると思いますが、一生懸命解いたのに答え合わせをすると思っていたより間違えていた…という経験、ありませんか?

しかし、自分で答え合わせをしている時は間違えた問題に×をつけるのはやめましょう。×をつけてしまうと間違えた、というマイナスイメージが大きくなってしまい、やる気も段々なくなってしまいます。ではどうすれば良いのかというと、〇だけを目立つようにつけてあげることです。これは私も家庭教師の指導中に行う小テストで実践していますが、「ここが間違えているから直そう」よりは「ほぼ全問正解だからここだけ復習しよう」の方が生徒もやる気を持って取り組んでくれます。点数の計算も、間違えた問題を見て減点しながら点数をつけるのではなく、合っている問題から加点方式で採点していきましょう。小さなことですが、モチベーションの維持、向上には効果的です。

また、×をつけないからといって復習しなくていい訳ではありません。間違えた所はしっかりと復習して、わからないものを無くしていきましょう。

 

・最初は好きな教科から

今日は国語、明日は数学、明後日は…という予定の立て方は悪くはありませんが、嫌いな科目の日にはどうしても勉強へのモチベーションを保つのは難しくなります。そこで、勉強を始める時にはまず自分の好きな教科の勉強から始めることをオススメします。好きな教科から始めることで勉強へのモチベーションを上げ、気分が乗ってきたところで苦手教科にも手をつけていきましょう。今日は勉強する気にはなれないな…という人も、まずは15分机に向かって勉強してみると、案外やる気が出てくることがありますよ。

 

・気分転換を予定に入れる

毎日朝から晩まで勉強をするのは大変なことで、勉強を楽しめる人でない限りはどんどんストレスが溜まっていってしまいます。そこで、2時間勉強したら30分程度の休憩を入れられるようにあらかじめ予定を組んでおきましょう。適度に休憩を挟むことで勉強のストレスを解消し、モチベーションを維持していきましょう、

休憩時間はただ体を休めるもよし、ちょっとした筋トレやランニングなどで体を動かすもよし、本を読む、テレビを見るなどしても良いと思います、ただし、寝てしまうと脳は起きるのに時間がかかるため、寝不足や体調不良気味な時以外ではオススメしません。

また、受験生の方は試験日までの時間も少なくなり焦りを感じているかもしれませんが、焦りすぎても勉強には悪影響ですので休憩はきちんと取って勉強していきましょう。

 

・おわりに

いかがだったでしょうか。今回はモチベーションの上げ方、保ち方について書かせて頂きました。私個人の経験からですが各家庭で「ここに合格したら」「テストで○○点以上取れたら」など、目標とご褒美を用意するのも良いと思います。目標を高くしすぎると逆にモチベーションが下がることがあるので、現状維持より少し高いくらいの設定が良いと思います。普段の勉強の習慣がない人ほどモチベーションが重要になってきますので、やる気スイッチをうまく押してあげましょう

 

岐阜家庭教師のアズ

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