休校・自宅待機時の勉強と高校の課題について

受験本番


・はじめに

新型コロナウイルスの感染拡大により岐阜県でも再び緊急事態宣言が発令されました。感染者が出たことによる休校や自宅待機などにより授業が受けられなかったという生徒さんもおられました。また、中学3年生の方で私立高校への進学が決まっている人は、高校から課題が送られてきます。今回は、休校や自宅待機で学校へ行けない時の過ごし方と、高校の課題についての記事となります。

・日中の自習時間

休校や自宅待機などで本来学校へ行く日に休むことになった場合、日中に最低でも3時間は自習をする時間を取りましょう。3時間は長い!と思う人もおられるかもしれませんが、学校ではその倍の時間机に向かい勉強していると考えると、やはり最低でも3時間は自習時間を増やすべきだと思います。
また、勉強を始める時はまず得意科目の復習から始めるのがオススメです。自宅にいる時は勉強への気持ちの切り替えが大変ですが、得意科目であればスラスラ解けますし、解いていくうちに勉強へと気持ちを切り替えていけます。苦手科目はその後から始めましょう。

・学習内容

実際に休校や自宅待機になった場合、その期間は数日から長くても2週間程度だと思います。中には1日だけの学校もありました。ですので昨年の3~5月の緊急事態宣言時のように長期間での復習は行う時間がありません。そこで今回のコロナによる休校や自宅待機の期間は要点を絞って勉強しましょう。
国語であれば漢字・文法、数学であれば方程式など、各教科で学年を超えて利用する知識が存在します。苦手科目は理解できなかったところをそのままにして勉強を進めた結果、次第に苦手意識が強まり苦手科目になってしまったということが多いです。ですので、わからないところまでどんどんさかのぼって復習をしましょう。特に数学に関しては、中学数学では算数、高校数学では中学数学が理解出来ていないこともあるため、そうした場合も理解できていない単元まで戻り復習を進めることが大切です。
また、予習をするのも有効です。休校の場合はともかく、自宅待機となると学校では普段通りの授業が行われているため、どこかで休んだ分を取り戻さなければなりません。予習が出来ていれば、ノートを写させてもらう時やワークを解く時にも理解度が大きく変わってくるでしょう。予習は教科書を読むだけでも効果的ですので、気分転換代わりに行っても良いと思います。

・生活習慣

また、生活リズムを崩さないように気をつけましょう。休日は寝る時間や起きる時間が遅くなりがちですが、普段学校がある平日に休むと余計にリズムが崩れがちになります。生活リズムが崩れると集中力が下がり、勉強はもちろん他のあらゆる物事にも集中出来ずにダラダラした一日を過ごしてしまいます。また、出来るのであれば散歩等で身体を動かせると良いでしょう。

・高校の課題

また、中学3年生の方は高校の合格通知と共に課題が送られてきます。課題の量や内容は様々ですが、中学生の各教科の復習が主となっています。課題の出来や入学直後の学力テストなどがその後の習熟度別クラス分けの参考にされるため、適当に埋めるだけということはせずに出来なかった問題はきちんと復習しておきましょう。
そして、私立高校の課題の提出期限は公立入試の受験日までであることが多く、今年は公立入試の実施日が早いため課題の提出期限も早くなっています。提出期限の前日に慌てて終わらせる…ということにならないよう、既に合格が決まっており課題が送られて来ている方は、家での自習は課題を進めるのが良いでしょう。

・おわりに

今回は休校や自宅待機で学校に行けない時の過ごし方についての記事でした。学習内容については、わからない、不安な科目がある人はまずその教科の復習から行いましょう。高校の課題は中学生で習う中でも高校でよく使う内容が課題として出されているため、出来なかった問題はしっかりと復習しておきましょう。
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