勉強計画を考える時のコツ

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具体的な勉強計画の作り方 


前項「勉強計画を立てる時の基本的な考え方」にて、勉強計画を作る時の基本的な考え方についてお話しました。


では、計画を立てていくときに、具体的に意識しておくべきことはなんでしょうか?


何を目標にするのか、どの教科を頑張りたいのか、勉強習慣をつけるのが目的か、テストの点を上げるのが目的なのか、人によって向かうところはかなり違ってきます。


そうなると、当然勉強計画の立て方にもいろいろな選択肢があります。


それらを一つずつ見ていきましょう。




テスト、特に入試形式の問題に向けての場合 


・2回以上同じ問題を解く計画を作る 
特に難しい問題を場合に顕著ですが、勉強計画を立てる時には、苦手な教科や過去問、模試などに2回以上取り組むようにしておくと良いでしょう。


少し間をあけて取り組めるとなお良いと思います。


一度解いて間違えた問題というのは、その時は記憶に強く残っているはずですが、時間が経つとあっという間に忘れてしまうものです。


それでは、せっかくテストに向けて勉強したのに結果が残せず終わってしまう可能性が高くなってしまいます。


本番で確実に解けるようにするためには、同じ問題を2回以上解いて、いつでもすぐに思い出せるようにしておきましょう。


しかし、繰り返し解くとなると、どうしてもたくさん時間がかかってしまって、結果的にあまり全体を復習できずに終わってしまう可能性もあります。


その対策として、2回目以降に問題を解くときは、以前に間違えた問題だけをピックアップして挑戦するのが良いでしょう。


1回目に解けた問題であれば、再度解く必要性は薄いはずなので、時間を効率的に使うためにも、間違えた問題だけに焦点を絞って取り組んでみましょう。



・解く速さを鍛えるための計画を作る 
特に難関校の受験を志している人の場合、全ての教科を満遍なく進める必要があります。


また、問題を解く速さも求められるため、短時間により多くの問題をこなす練習も必要です。


そのため、勉強計画を作る際には、自分が思う限界量よりも少し多い量を決めておくと良いでしょう。


問題を解く速さはテストの点数に大きく関わってきますが、普段の勉強の効率にも関わってきます。できるだけ意識して鍛えられると良いですね。





そもそも勉強計画を作ることが苦手、計画通りに勉強するのが苦手な場合 


・得意教科を毎日計画しておく 
勉強計画を立てたとしても、結局勉強に向かえないという人も多いのではないでしょうか。


そんなときは、少しでも勉強に向かいやすくするために、とりあえず得意な教科から触りはじめるという計画を立ててみましょう。


また、その内容もできる限り簡単なものがよいでしょう。


英語であれば単語を読む、数学であれば簡単な問題を一問解くなど、本当に単純なものを勉強のきっかけとして計画しておきましょう。


勉強において、勉強に取り組み始めるまでが一番難しいことが言われています。そのためのきっかけとして、得意かつ簡単なものを利用して取り組んでいきましょう。



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