高校受験における数学対策 ~文章題~

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高校受験における数学対策 ~文章題~ 


数学の文章題は、受験に際して多くの生徒が苦戦する、かなり難易度の高い部類の問題です。しかし、文章題には解くためのコツというのも確かに存在します。


今回は、高校受験における数学を例に解き方を見ていきましょう。



・そもそも問題文を理解できているか 
まず第一に、文章題は問題文を理解してから解き始める必要があります。


当たり前のことのように感じますが、そもそも文章を理解できていないがゆえに解けないという事例はかなり多いです。


一番基本的な事ですが、やはり基本的な事が一番大事です。理解するまで何度も読み返しましょう。


よくあるミスとしては、長い文章の時に、本来(2)などの次の問題で使うべき数字を(1)で使ってしまうというものです。


数字だけに注目していると、どうしてもこのようなミスが起こってしまいます。速く解こうとするのも大事ですが、文章題はしっかりと時間を使って読むのが良いでしょう。



・文章題の分類を知る 
文章題といっても、どの範囲の問題かによって性質はかなり違ってきます。


大きく分けると、自分で方程式を作って解く問題、関数やグラフを使う問題、証明を含む図形の問題、法則性の問題です。


中でも法則性の問題は特に難しい場合が多く、全て解ききることはかなり難しいです。


ですが、それぞれの問題に対してしっかりとコツを覚えれば、問題はかなり解きやすくなると思います。



 ・方程式を作って解く問題
文章題と言われて、真っ先に思いつくのがこのタイプの問題かと思います。


方程式の問題の場合、求めたいものを文字で置くことをしないと進まないことがほとんどです。


置いたとしても、そのあとに方程式を作る必要がありますが、そこが一番難しいと言っていい部分です。


どうしても苦手な場合、文字の部分に具体的な数字を入れて考えてみるのが良いです。


xがもし2だったら、10だったら、という場合を考えることで、xをどのように使えばよいかが見えてくるはずです。



・関数やグラフの問題 
関数を使う問題で大事なのは、2つ以上の関数が出てくるときの扱い方です。


よくあるミスとしては、使うべき関数が違っていたり、計算に使うべき数字が違っていたりするものです。


また、関数の場合はxとyの2つの文字があり、どちらに代入すればよいかという部分でのミスも多いです。


文章題の中では、式を作る部分や計算の内容は比較的やさしめなので、文章題の練習をしたいときはまず関数に触れてみるのも良いでしょう。



・図形、法則性の問題 
図形の中の長さや角度、合同や相似の証明の問題で一番大事なのは、実際に自分で図を書いて考えることです。


問題用紙に書いてある図で十分に出来ると思うかもしれませんが、特に相似においては、自分で改めて図を書いた方が確実です。


図を書くメリットは多くありますが、一番は細かなミスをある程度防げるということです。


図形の問題だけではありませんが、ちょっとした勘違いからくるミスは非常に怖いものです。


それを防ぎつつ、問題を考える助けになるというのもあり、自分で図を書くことおすすめします。


図を書くデメリットとして、単純に時間がかかるということが挙げられますが、図を書いた方が考えやすくなって結果的に早くなる場合も多いです。


法則性の問題についても同じことが言えます。


細かいことをゆっくり考えるのもいいですが、多くの場合、実際に自力で一つ一つ計算していった結果を並べて書いてみるのがおすすめです。


頭の中だけで物事を考えるには、かなりの訓練が必要です。無理に考えるよりも、実際に書いてあるものを頼りに考える方が確実です。



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