テスト形式に応じた対策 ~定期テストに向けて

20200324


テスト形式に応じた対策 ~定期テストに向けて 



学校生活の中では多くのテストを受けることになりますが、全てのテストの形式が同じわけではありません。
どのような層に向けた、何を計るためのテストなのかが違えば、当然対策の仕方も変わってきます。
今回は中間試験や学期末試験などの、学期ごとに行われる定期テストについて考えてみましょう。



実力テストは今までに学習したほぼ全ての範囲から出題されますが、定期テストの場合はほとんどが直近に学習した数個の単元の内容が出題されます。
出題範囲が狭いため、細かい単語等の問題もたくさん出題されることになります。したがって、その単元をどれだけ熟知しているか、どれだけ細かい知識を覚えているかが重要になってきます。



また、定期テストの大事な特徴として、勉強の計画が立てやすいことが挙げられます。
出題される範囲が限られているため、しっかりと時間をかけて勉強すれば全ての範囲に手をつけることが可能になってきます。
しかし、その中でも各教科ごとに特徴は大きく違ってきます。特に大きな違いは、範囲外の単元の知識が必要かどうかです。



・理科と社会は直近の勉強時間が大事
理科や社会に関しては、単元ごとのつながりはあれど、必要な前提知識のようなものは多くありません。
つまり、出題範囲の単元さえ勉強していれば、多くの問題は解けるようになるということです。



・数学は単元によって大きく変わる
数学はどの単元のテストなのかによって大きく変わってきます。例えば、計算力が必要になる単元であれば、もちろん加減乗除の計算、分数、少数といった、今までの単元で習得したであろう知識が必要になってきます。
しかし、中には今までの知識はあまり必要ではない単元もあるため、その時々で異なった対応をする必要があります。
とにかく注目するべき点は、前提となる知識がどんなもので、それらをしっかり習得できているか、ということです。
前提知識がしっかり分かっていれば、その単元の問題にしっかり集中できますが、そうでない場合は以前の単元からしっかり理解しなおす必要があります。



・英語は今までの全ての範囲の勉強が必要
数ある教科の中で、英語が一番今までの単元の知識が必要になることが多いように思います。
様々な文法、単語、それら新しいものが次々と登場し、そして過去の単元で出題されたものに、さらに積み重ねるように新しい文法、単語が出てきます。
そのため、英語が苦手であまり点をとれていないという状況が続いているときは、新たな単元だけを勉強しても点数を稼ぎにくいということが言えます。



まとめると、定期テストで大事なのは、出題範囲以外で勉強が必要な単元が何かをしっかり探ることです。
しかし、それを自力でしっかり判断できる人はあまり多くはありません。そんな時こそ、家庭教師を始めとする、勉強に協力してくれる人に頼ってみるのも良いですね。





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