本校は、ビジネス科・情報科・福祉科という3つの専門分野のスペシャリストを育てる、新しいタイプの専門高校です。
高等学校の再編成により、各務原東高校と岐阜女子商業高校が統合され、旧各務原東高校敷地にて岐阜県各務野高校として平成17年4月に開校した新しい学校です。それまでの2校の伝統と実績を継承しつつ、情報科と福祉科という新しい学科を設置し、再出発しました。
本校の特色は、ビジネス・情報・福祉という特質の異なる3つの分野に将来の夢を託した生徒たちが、同じ学舎で互いに切磋琢磨しながらそれぞれの専門分野を学ぶとともに、部活動やボランティア活動なども積極的に取り組む元気なところです。
ビジネス科では他の学校と違い、一度も商業科目を学んだことのない中学生のために、1年次で商業科目の基礎・基本を学び、2年次からコース選択を行う方法を取っており、岐阜県では本校で初めて採用された方法です。また、習熟度別の授業による細やかな指導を行うことで資格取得を目指した教育が行われています。
情報科ではタブレットPCによる授業が導入されており、1年次に購入費用を積み立て2年への進級時に全員がタブレットPCを購入します。これを用いて県教育委員会や文部科学省が開発している教育用コンテンツを活用した授業、レポートやプレゼンテーション用資料の作成、ホームルーム活動や連絡文書の配布を行っています。
福祉科では1年次に社会福祉に関する実習を行いながら基本的な知識や技術を学び、2年次から高齢化福祉が中心のケアワーカーフィールドと、保育が中心の子ども福祉フィールドのどちらかを選択してより専門的な知識や技術を学びます。ケアワーカーフィールドでは介護福祉士の国家試験資格が得られ、子ども福祉フィールドでは全国高等学校家庭科技術検定の保育技術検定1級と食物調理検定2級の取得を目指した教育が行われています。
自律・感謝・挑戦を校訓とし、
〇自ら規律ある行動がとれ、礼儀正しい生徒
〇思いやりの心や相手を尊重する態度を備え、心豊かで品格のある生徒
〇明確な目標を持ち、挑戦と努力を惜しまない生徒
の育成を目指した教育を行い、豊かな人間性と社会性を育み、高い専門性の育成と一人一人の自己実現ができる基礎的な能力・態度の育成に努めています。
特色ある教育活動
〇「ビジネス科」~ビジネスは人と人とを繋ぐ架け橋~
流通、簿記、コンピュータを専門的に学習し、ビジネス社会で即戦力となる人材を目指します。
〇「情報科」~創る・伝える~
コンピュータとiPadを活用したメディアデザインを学び、情報社会で活躍できる人材を目指します。
〇「福祉科」~人はこころ 福祉は人なり~
学校内外での介護や保育実習に数多く取り組み、介護福祉士国家試験や保育技術検定にチャレンジし、福祉の現場で活躍できる人材を目指します。
進路指導は
〇生徒一人一人の多彩な可能性を把握し、生徒が主体的に進路決定ができるよう指導を徹底する
〇体験的な学習や地域の教育力等を活用して、望ましい職業観・勤労観の育成を図る
〇学年に応じたガイダンスと進路相談の充実を図るとともに、進路情報を幅広く収集し、広報活動の推進に努める
〇ビジネス、情報、福祉のそれぞれの分野で学んだ専門的な知識・技術を生かした進路実現を目指す
を重点的に行っており、卒業後は卒業生の約6割が関西大学、立命館大学、愛知学院大学、東海学院大学、岐阜聖徳学園大学、名城大学などの大学等へ進学し、約4割が日本郵便、JA岐阜、トヨタ、岐阜グランドホテル、岐阜赤十字病院等の企業や自衛隊などの公務員として就職しています。
家庭教師岐阜 家庭教師のアズには各務野高校の入試データ・合格実績があります。