岐阜県、学校給食を活用した食育の推進について

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学校給食は、成長期にある児童生徒の心身の健全な発達のため、栄養バランスのとれた豊かな食事を提供することにより、健康の増進、体位の向上を図ることはもちろんのこと、豊かな心を育むための重要な生きた教材として活用されています。ひな祭りや端午の節句、クリスマスなどの年中行事や地域のイベント、交流している国内外の地域の特色等に応じて、「食を楽しむ」観点から、市町村ごとに特色ある学校給食を提供しています。
昨年度、「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことにより学校給食においても「和食のよさを再確認する機会となりました。これまでにも県内小中学校の学校給食において、地元の川魚や野菜を使った和食メニューを提供してきましたが、ユネスコ無形文化遺産への登録を受け、これまで以上に和食のよさを認識できるような食育が実施されているところです。県教育委員会としましても、食べる楽しさに加えて食事を作る楽しさを味わうことができるように、本年度、中学生学校給食選手権を実施し、中学生が地元の旬の良材を用いて学校給食の和食メューの開発を競う大会を実施しています。:;この選手権では、グランプリを獲得したメニューを広く県内へ紹介し、各学校の給食メニューに反映することで、和食のよさや食事の楽しさを実感できる取組にしたいと考えています。
今後も各学校の栄養教諭・学校栄養職員と連携を密にし、和食のよさや食の楽しさ、地域の文化・伝統に関する理解を深めるためにも、学校給食に地場産物を活用したり、地域の郷土食や行事食を提供したりするなど学校給食を生きた教材として活用した食育を推進してまいります。

 

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