受験勉強の方針~学校別~

20200108

はじめに

明けましておめでとうございます。2020年もよろしくお願いします、

さて、冬休みも終わり三学期が始まりましたが、受験生の皆さんは充実した冬休みを過ごすことが出来たでしょうか。
今回は学校を大きく3種類に分けて、それぞれの受験に向けたオススメの勉強方針について書いていきます。

 

・専門学科を目指す方へ

工業科、商業科などの専門学科の高校を目指す方は、正答率の高い問題をいかに落とさないかが重要になリます。ですので、まずは基礎をしっかりと復習しましょう。特に英語や数学は積み重ねの教科なので、冬休みがいつの間にか終わってしまった!という方は今からでも中学1年生で習ったことから1つ1つ復習していきましょう。学校の定期テストとは違い入試では1、2年生で習う範囲の問題も出題されるため、無駄にはなりません。

そして、国語の勉強は5教科の中でも放置されがちですが、欠かさず行いましょう。漢字については他教科の勉強中にもわからない漢字があれば、ひらがなで書くのではなく字書で調べてきちんと漢字で書くようにしましょう。

また、国語の勉強を通して文章を読む力を身につけましょう。私が指導している生徒の中でも勉強が苦手であったり習慣づいていない生徒に多いのですが、文章を読み飛ばしたり助詞を間違えて読んでいたりすることがあります。文章を正しく読めるようになるだけで他教科の理解度もグンと深まり、全体的な成績アップに繋がります。問題文を読む際に音読すると間違いに気付きやすいので、声を出せる環境で勉強する際には問題文を声に出しながら読み、解いてみましょう。家庭教師の先生に聞いてもらいながら間違ったら指摘してもらうのも良いと思います。

 

・偏差値50前後の学校を目指す方へ

40~60辺りの偏差値の学校を目指す方は、点数を1点でも多く取るための勉強をしていきましょう。凹んでいる教科があるならその教科を、平均的なら好きな教科を伸ばすことを目指して勉強してみてください。凹んでいる教科については前述した基礎の復習をまずは行いましょう。好きな教科を伸ばしたい人は発展問題をどんどん解いてみましょう。

また、勉強はしているのに成績が伸びない…という生徒の伸びない原因として、凡ミスをいくつもしてしまう人が一定数います。そして凡ミス、というからには簡単な問題であることが多く、入試ではそこで他の人との差が生まれてしまいます。凡ミスだから復習しなくていいや、ではなく次は凡ミスしないようにとしっかりと復習することが大切です。

 

・進学校を目指す方へ

進学校を目指す方はワークの発展問題レベルの問題は解けるように準備しておきましょう。その上で、わかる問題でいかに点を落とさないかが重要です。数学では証明がきちんと出来ているかの確認や複合問題の答案を、英語では作文問題を、他教科では文章で回答するものを各教科の先生に添削してもらい、抜けがないようにしていきましょう。他にも、過去問を中心に入試レベルの問題を解き、こちらも添削してもらいましょう。進学塾に通いレベルの高い同級生と切磋琢磨するのも良い刺激になるでしょう。

また、私は数学が最も得意教科でしたので数学の話をしますが、授業では習わない教科書の端やコラムなどにある公式を覚えておくと、計算時間が短縮出来ることがあります。例えば2次方程式の解の公式はbが偶数の場合のみ使える別の公式があり、そちらを使うと計算が数段楽になります。知っていましたか?もし気になる方がいましたら、b=2b´として解の公式に当てはめて整理することで求められますので、やってみてください!

 

・終わりに

今回は学校別に勉強方針をまとめてみました。まとめると専門学科を目指す方は基礎の復習、偏差値40~60の学校を目指す方は点数の底上げ、進学校を目指す方は減点されない答案を目指す、というのが今回伝えたかったことになります。泣いても笑っても私立はあと1ヵ月、公立はあと2ヶ月で入試本番です。頑張りましょう!

 

岐阜家庭教師のアズ

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