コロナ禍への学校の対応と家庭でやるべきこと

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・はじめに

新型コロナウイルスにより2~3か月遅れて始まった今年度の学校ですが、休日を削ることで授業日数を確保し、今年度の授業カリキュラムを終わらせられるように授業を進めているようです。それに対し、家庭では何ができるのでしょうか。

・学校側の対応

新型コロナウイルスの影響による一斉休校が始まった3月2日から緊急事態宣言が解除された5月25日までに加え、その後も分散登校などがあり実際には6月中旬まで学校は平常通りの授業は行えていませんでした。休校期間中は本来行うはずだった単元のプリントを課題として出したり、オンライン授業を行うことで対応していました。
休校による遅れに対して文部科学省は、小学6年生・中学3年生・高校3年生以外の学年では今年行う予定だったカリキュラムの一部を来年行っても良いという内容の告示をしています。しかし、学校では土曜日の授業日数を例年よりも増やしたり夏休みを2週間前後に短縮したりすることで授業時間を確保し、先の話ですが冬休みや春休みも短縮して授業を行うことで、今年度の授業カリキュラムを予定通り終わらせようとする学校が多いようです。

・学力は身についているのか

学校は今年度中に予定通りカリキュラムを終わらせようと授業を進めていますが、教育委員会が行った調査によれば8~9割の生徒が休校期間中の学習内容が定着しておらず、再度学習する必要があることが明らかになりました。
実際に、今年の実力テストの平均点は例年に比べ5教科で50点近く下がっているものもありました。
私が指導を行っている生徒は休校中の対応が課題プリントのみの学校が多く、学校再開後もプリントを出された単元の授業はどんどん先に進んだそうです。オンライン授業を行う学校もありましたが教室で受ける授業に比べ集中できない生徒が多く、オンラインで授業を受けた範囲だけ全く身についていないといった話も耳にしました。また、夏休みの短縮により復習に時間が取れないことも学力低下の一因と言えるでしょう。
いずれにせよ、例年に比べて今年度に学習する範囲の学力は身についていないのが実状です。

・各家庭で行える対応

学校は今年度中に授業カリキュラムを終わらせようと動いているため、不足している学習は各家庭で対応するしかありません。
対応については、今回のように授業スピードが早いために学習内容が身につかない場合、復習を充実させることが大事になります。しかし、一人で復習をしてもわからない所がそのままになってしまうことが多く、あまり効果がありません。そこで、家庭教師の選択をお勧めします。
学校外での学習サービスとしては進学塾・個別指導塾などもありますが、進学塾では予習や受験対策がメインになるため今回の場合は適していません。個別指導塾では復習も行えますが、教師が固定ではないことも多く生徒の理解度に合わせた指導は望めません。
家庭教師であれば、復習の中で生徒が苦手としているところを見つけて長期的に行ったり、テスト前にはテスト対策の勉強をしたりと柔軟に対応することが出来ます。また、自宅での1:1の学習になるためストレスも少なく、教師と生徒が打ち解けることで生徒のやる気もより引き出すことができます。

・おわりに

学校だけでは今回のコロナ禍による学習の遅れは十分な対応ができないため、各家庭でも何らかの対応をすることが必要になります。岐阜家庭教師のアズは、その対応として家庭教師をお勧めします。
岐阜家庭教師のアズでは、マスクの着用や手洗いうがい等のコロナ対策を徹底しています。

愛知・岐阜家庭教師のアズ

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