子供たちの安全について

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はじめに

県PTA連合会は去る11月30日、子どもたちがより良い教育環境で生活できることを目指して、会長から県教育長に要望書を提出しました。
このほど県より回答が届きましたので一部紹介いたします。



いじめ防止に対する対応

学校におけるいじめの問題の対応については、いじめ防止対策推進法、市町村及び学校のいじめ防止基本方針等に則り、進めています。
特に、問題の早期発見については、些細な兆候であっても積極的にいじめを認知していくこと、早期対応については、いじめられた児童生徒及び保護者の立場に立ち、心に寄り添いながら学校組織で対応することを各学校に指導しております。
また、重大事態については、今般文部科学省からの通知を受けて、市町村教育委員会を通じて各学校にガイドラインに沿った確実な対応がなされるよう、あらためて指導したところです。
いじめに係る対応の評価・見直しについては、保護者や地域の方のいじめ対策組織への参画や、各学校で開催されるいじめ対策会議や学校運営協議会等への参加、さらには、保護者等を含めた学校関係者を対象に実施する学校評価等によって計画的、継続的に行われていると認識しております。
今後は、さらに各学校の実情や子どもの実態に即して対応の見直しを図り、いじめの問題の早期発見と早期対応はもとより未然防止に向け、より一層魅力ある学校づくりを目指して、教職員、保護者、地域の方との連携を強化していくよう働きかけてまいります。



不登校に対する対応

令和元年10月25日付の文部科学省通知で示されているとおり、不登校児童生徒への支援について、「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的にとらえて、「社会的に自立すること」を目指す必要があります。
このことについては、これまでも教育相談担当者の会議や教員を対象とした研修において理解の浸透を図ってまいりました。
また、本年6月に「岐阜県学校・フリースクール等連携ガイドライン」を策定し、市町村教育委員会及び学校、民間施設等が関係者間で不登校児童生徒への支援の在り方等について共通理解を図りました。 さらに、11月18日には、不登校児童生徒の保護者や学校・市町村教育委員会、フリースクール等の関係者を対象とした「未来を育む不登校児童生徒サポートセミナー」を開催し、不登校児童生徒の多様な学びや公立高等学校の入学者選抜情報、進学後のサポート体制等について、広く周知を図ったところです。
今後も不登校児童生徒一人ひとりの多様な課題に対する理解と支援について、学校や保護者、関係者への確実な周知に努めるとともに、保護者や関係機関と連携しながら、不登校児童生徒の社会的自立に向けた切れ目のない支援に努めてまいります。



損害賠償責任保険への加入促進

自転車運転に対応する損害賠償責任保険への加入については、ご指摘のとおり、本県の「自転車安全適正利用に関する懇話会」(環境生活部県民生活課主催)においても「加入義務化」で異議なく進んでいるところです。また、「 PTA 24保険」への加入についても、任意を原則としながらも、1人1台配布のタブレットの破損保障に伴って加入率が急速に上がっていると聞いていますが、損害賠償責任保険への加入義務化が促進されることで、県民全体の公平性が担保されることから、今後加入に対する必要感も一層高まるものと考えられます。
県教育委員会としましては、引き続き自転車の安全運転講師の派遣事業や、自転車のチェックシートを用いた安全指導等を継続する中で、自転車保険への加入促進や予算措置等について、県環境生活政策課と連携を図りながら検討してまいります。

家庭教師岐阜のアズ調べ
岐阜県PTA新聞記事2022年2月号参照

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