本校は昭和22年4月に岐阜県稲葉南実業・実科女学校として開校し、平成7年に岐阜県立大垣桜高等学校として男女共学となり、現在では創立70周年を迎えている学校です。家庭科と福祉の専門高校で、服飾デザイン科、食物科、生活文化科、福祉科の4学科からなり、どの学科も基礎・基本的な知識から高い専門性のある知識・技術の習得を目指し教育を行っています。
服飾デザイン科では将来ファッション業界で活躍することを目指し、ファッションに関する感性、技術を磨き、各種コンテストにも挑戦し最優秀賞などの優秀な成績を収めています。また、織り、染め、編み、刺繍、パッチワークなど、手芸技法の各種を学ぶとともに、商品企画から発売まで総合的に創造していく力を身に着けます。他にも、被服製作技術検定洋服1級を始めとした様々な資格の取得を行うことができます。
食物科では調理師資格に相応しい栄養や調理に関する専門的な知識・技術を身に着け、食産業界で活躍できる食のスペシャリストを目指した授業を行っています。そのために、日本・中国・西洋料理の調理実習や集団調理実習、各種講習会などを行っています。卒業と同時に調理師の資格を得ることができ、ホテルやレストラン等の調理師として、あるいは進学して栄養士の資格を取得後、地域社会で活躍することができます。
生活文化科では1､2年次で基礎学習を行い各種の検定・資格の取得を目指し、3年次でインテリアコース、保育コース、食生活コース、ファッションコースの4つのコースに分かれて学習します。被服製作技術検定和服1級、食物調理技術検定1級、全商ビジネス文書実務検定1級などの資格取得を行うことができます。
福祉科では高齢社会の到来に伴う地域福祉のニーズにこたえられる、豊かな福祉観をもったスペシャリストを目指した教育を行っています。福祉教科では全科目において実習や体験学習などを通して実践力やそれに伴う知識・技術を習得します。また、卒業時に国家資格である介護福祉士試験の受験資格を取得でき、例年高い合格率を誇っています。
教育目標
〇人間としての在り方や生き方を考えさせ、人間性豊かな生徒を育成する
〇専門的な知識・技術を生かし、地域社会や生活産業に貢献できる生徒を育成する
〇社会において、信頼と尊敬を得る社会性のある生徒を育成する
特色ある教育活動
〇服飾デザイン科は、感性を磨き、ファッションに関する知識や技術を身に付けます。
〇食物科は、食に関する専門的な知識や技術を身に付け、卒業と同時に調理師免許を取得します。
〇福祉科は、介護福祉に関する知識や技術を身に付け、介護福祉士の資格取得や、看護・医療分野の担い手を目指します。
〇生活デザイン科は、異世代交流を通して、地域社会の発展に貢献できる心豊かな人材を目指します。
〇特別講師によって専門性の充実を図り、体験学習やインターンシップなど様々な活動を通して、コミュニケーション能力や課題を解決する力を身に付け、地域社会の発展や向上に貢献できる生活産業のスペシャリストを目指します。
〇夢を実現するための多様な進路希望に対応し、個に応じた支援を行います。
卒業後は岐阜大学、滋賀大学、岐阜県立看護大学、岐阜女子大学、名城大学、岐阜聖徳学園大学、東海学院大学、中部学院大学、修文大学、日本福祉大学、平成医療短期大学、岐阜保健短期大学、岐阜市立看護専門学校、国際製菓技術専門学校、中日美容専門学校などの大学等へ進学したり、西美濃農業協同組合、マックスバリュ東海、岐阜都ホテル、岐阜県福祉事業団、鶴屋ファッション、馬喰一代などの企業へ就職したりしています。
合格ライン目安と過去倍率
・服飾デザイン
合格ライン目安
内申点：27
偏差値：48～52
志願倍率
前年度：0.88
前々年度：1.18
・食物
合格ライン目安
内申点：27
偏差値：51～55
志願倍率
前年度：1.03
前々年度：1.03
・生活
合格ライン目安
内申点：26
偏差値：48～52
志願倍率
前年度：0.94
前々年度：0.93
・福祉
合格ライン目安
内申点：25
偏差値：46～50
志願倍率
前年度：0.73
前々年度：0.90
・各務原
養老
・養老
・一宮
・春日井