長期休暇中などの家庭学習は、一人で勉強を進める関係上、どうしてもおろそかになってしまいがちです。
塾や家庭教師などの、勉強を指導してもらえる時間があればやりやすくはありますが、それ以外の家庭での時間に勉強をしなくてよいわけではありません。
そんなときに大きな問題となるのが、モチベーション、つまりは勉強へのやる気の維持です。
自室で一人の状況だと、どうしてもやる気が続かずに、やるべきことに手を付けづらい時間が出てきてしまいます。
以下では、そうならないための対策をいくつかご紹介していきます。
・ハードルを上げすぎない
勉強のやる気がでないときの一番の問題は、そもそも勉強机に座るまでが億劫んいなりがちであることです。
そのためには、勉強机の前に座ったら最初にやるべき簡単なことを決めておくと良いでしょう。
例えば、「単語帳を開き、単語を数個読み上げる」などの、簡単かつ具体的なやるべきことを決めておくと良いでしょう。
一度物事を始めてしまえば、そこから別の勉強に移っていくのは始めるときほど難しくはないはずです。
・ノートに書くだけが勉強ではない
昨今では、タブレット端末などで行える学習なども増えてきています。
筆記具を持って問題集とノートを開いて勉強を始めるという昔からずっと続くスタイルも良いですが、タブレット端末などを用いた学習方法の方が優れている部分もあります。
最近では、スマホでできる受験勉強用のアプリなども出てきています。
身の回りにあるものは何でも積極的に使いこなしていきましょう。
・勉強に関する出来事を目に見えるようにする
人間は、頭の中で物事を考えるよりも、実際に目で見て感じる方が実感を得やすい場合が多いです。
勉強に関しても同じで、1日あたりの目標をいつでも目に入るところに書いておくだけでも、勉強への意識が向きやすくなるはずです。
目標だけではなく、この日はこれだけ勉強できたというような結果もしっかりと書いて残しておくことで、それを見返したときに自分の自信につながりやすくなります。
さらにそれらの結果を書いて残しておく場合は、勉強机以外の場所も活用できると良いでしょう。
自室の壁などに一日ごとの勉強の成果を残していくと、ふと見返したときに相当な量になっているはずです。それを見た時の達成感はきっと大きな自信になるはずです。
また、他の人にも結果を見えるようにすることで、しっかりやらなければいけないという意識がついてくることも多いです。
自分1人で黙々と勉強するのも良いですが、そればかりでは疲れてしまう人も多いので、適度に周囲の人達を味方につけながら勉強できると良いですね。
他にも気を付けたいこととして、出来ないことを叱責されたり、テストで点数を取るまで何かを没収するというやり方は、良い結果に結びつくことは稀です。何が出来ていないかを注視するよりも、うまくいっている部分を褒めるなど、出来ていることに対しての認知が大切です。
愛知・岐阜家庭教師のアズ調べ