大学附属中学・高校のメリット

nyushi

・はじめに

私立の中高一貫校の中でも、大学と併設されていたり、系列だったりする大学附属校とよばれる学校があります。大学が附属校の生徒に求めているのは、大学へ進学した際に学業・スポーツ・研究など、様々な面で活躍してくれることです。そのために附属校では大学を見据えた教育が行われており、今回はそれに関するメリットをご紹介していきます。

・附属校ならではの教育環境

大学附属校は、大学からの豊かな教育の提供により、将来の高等教育につながる学力の基礎作りができます。
例えば、大学教員による特別講義や大学のキャンパス・研究室の見学により、自分の夢に繋がる進路についてより具体的に意識出来るようになります。また、大学との繋がりが強い附属校では、内部推薦により大学へ進学出来たり、実際に大学の講義を受け、単位の先取りを出来たりするようなカリキュラムを作っている学校もあります。このような学校では、中高時代から大学の学部や研究室との関わりを持つことができ、大学進学後もその関係を続けていけるのも1つのメリットです。
内部進学の少ない附属校でも、大学の施設を使い他の中学・高校では行わないような本格的な実験を行うことで学習意欲を高めようとする教育を行うものもあります。内部進学を目指すかどうかに関わらず、大学との連携教育が受けられることが附属校の大きなメリットと言えるでしょう。
ちなみに、筆者自身も系列大学のある中高一貫校で学んでいました。修学旅行で他の系列学校の同級生と交流したり、大学で使用していた高性能なパソコンを使用し情報の授業を受けたり、大学からの出張講義があったりして、大学生活のイメージをより具体的にすることができ、楽しく学ぶことで学習意欲が高まりました。

・充実した設備や環境

大学附属校は、教育環境だけではなく部活動を行う際の施設や環境が整っているのも特長です。大学受験は早い時期から勉強を始めることも多いですが、附属校では高校3年生が出場できる大会に最後まで全力で取り組めます。また、大学の設備を使うことでより高度な練習が出来たり、快適に練習に取り組めたりすることもメリットと言えるでしょう。例えばグラウンドが芝生であったり、温水プールがあったり、体育館や音楽ホールで暖房が使えたり、トレーニングルームがあったりと、中学・高校ではあまり見られないような環境で練習できる学校もあります。

・勉強が嫌いなお子さんにもオススメ

私立中学に入学するためには受験する必要があるため、勉強するのが嫌いなお子さんは目指すこと自体を避けてしまうかもしれません。しかし、附属校によっては高校・大学受験をせず大学まで進学できるため、勉強が嫌いなお子さんにとってこれは大きなメリットになるのではないかと思います。
学年が上がるにつれ学ぶことも多くなり、高校受験や大学受験は中学受験の何倍も時間をかけて行わなければならず、内容も難しくなります。大学附属校での進学の可否や学部については、在学中の成績で判断されるのが殆どで受験1つで決まることはありません。中学受験をすることで高校・大学受験をする必要がなくなれば、中学や高校でより多くの時間を自分のために使うことができるようになるでしょう。

・おわりに

今回は大学附属校のメリットについて書きました。環境や施設など、大学附属ならではのメリットがある他、受験が中学だけで大学まで進学できることもメリットとなります。また、愛知・岐阜家庭教師のアズでは愛知県・岐阜県の私立中学校の合格実績が多数あります。中学受験のサポートとして、家庭教師をぜひご利用下さい。
岐阜家庭教師のアズでは、マスクの着用や手洗いうがい等のコロナ対策を徹底しています。

愛知・岐阜家庭教師のアズ

自覚と責任を負う優良業者に 家庭教師協会・派遣業協同組合 の ロゴマークの利用が許されております。
Copyright(c) 家庭教師のアズ All Rights Reserved.
SSL GMOグローバルサインのサイトシール