学費支援制度 3/4 奨学金の種類と選考基準について

20200108




学費支援制度 奨学金の種類と選考基準について



奨学金の種類について

奨学金の種類は、選考基準が厳しいですが無利息の「第一種奨学金」と、選考基準が緩やかですが利息付きの「第二種奨学金」があります。第二種の年利は上限が3%と定められています。



申込みから採用までの流れについて


予約採用(入学前の申込み)の場合

入学前に出身高等学校を通じて申込みます。進学が確定していなくても申込みができます。
〇学校で募集
〇申込み・書類提出
〇推薦(高校から日本学生支援機構へ)
〇日本学生支援機構での選考
〇「採用候補者決定通知」の交付
〇大学等へ入学
〇入学した学校へ進学届けを提出・申込み手続き
〇採用の決定・通知
〇変換誓約書の提出
〇奨学金の振込み開始


予約採用の申込み基準
第一種奨学金(無利息)
①高等学校または専修学校(高等課程)の1年から申込み時までの成績の平均値が3.5以上
②資格検定の合格者または、上記に準ずると認められる方
第二種奨学金(利息付)
①高等学校または専修学校(高等課程)における学力成績が平均水準以上と認められる方
②特定の分野において特に優れた資質能力を有すると認められる方
③専修学校(専門課程)における学修に意欲があり、学業を確実に修了できる見込みがあると認められる方
④資格検定の合格者または、上記に準ずると認められる方
第一種奨学金と第二種奨学金の併用
※二種を併用することで、卒業後に支払う利息を軽減することができます。学力基準は第一種と同じですが、家計基準はより厳しい家庭が対象となります。
①高等学校または専修学校(高等課程)の1年から申込み時までの成績の平均値が3.5以上
②資格検定の合格者または、上記に準ずると認められる方


家計基準(共通)
家計の基準額は世帯人数によって異なります。本人の父母またはこれに代わって家計を支えている方(主たる家計支持者一人)の収入金額が選考の対象となります。


在学採用(入学後の申込み)の場合

大学等へ入学後、在学する学校を通じて申込みます。
〇学校で募集
〇申込み・書類提出
〇推薦(学校から日本学生支援機構へ)
〇日本学生支援機構での選考
〇採用決定・通知
〇変換誓約書の提出
〇奨学金の振込み開始


在学採用の申込み基準
第一種奨学金、第一種と第二種との併用
1年次
①高等学校最終2か年または専修学校(高等課程)最終2か年の成績が3.2以上
②資格検定合格者で、上記①に準ずると在学学校長から認められる方
2年次以上
専修学校(専門課程)における学業成績が本人の属する学科の上位1/3以内の方
第二種奨学金
①1年次は出身学校、2年次は専修学校(専門課程)における学業成績が平均水準以上と認められる方
②特定の分野において、特に優れた資質能力を有すると認められる方
③専修学校(専門課程)における学修に意欲があり、学業を確実に修了できる見込みがあると認められる方
④資格検定に合格した方で、上記に準ずると認められる方


家計基準(共通)
家計の基準額は世帯人数によって異なります。本人の父母またはこれに代わって家計を支えている方の収入の合算額が選考の対象となります。
また、こちらは学校が国公立か私立かによって基準額が異なり、私立の方が緩やかになっています。

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