学校選びのポイントについて

kangaeru

・はじめに

学校選びは人生の分岐点といっても過言ではありません。一生に一度の学校生活だからこそ、悔いのない学校選びをしたいものです。今回は、自分に合った高校でのびのびと充実したスクールライフを送れる学校選びのためのチェックポイントをご紹介します。

・学校の種類

〇男子校・女子校・共学校
男女別学のメリットとしては、異性の目を気にせず気兼ねなく過ごせることが挙げられます。一方で共学は、公立小・中学校と雰囲気が似ており、なじみやすいのが特徴です。
いずれも「なぜこの学校は男女別学・共学なのか」という経緯までチェックしておくと良いでしょう。

〇中高一貫校
中高一貫校であるのは学校ごとに理由があるため、併せて調べておくと、よりその学校を深く知ることができます。
また、一貫校のなかでも、中学から入学している生徒と高校から入学した生徒が混合のクラスになるかどうかで、過ごし方が変わってきます。

〇大学付属校
大学への進路とも関係する要素です。系列大学にどのくらいの人が進学しているか、予めチェックしておくといいかもしれません。

・校則、雰囲気

服装や髪形などが厳しく決まっているか、生徒の自主性を重んじるかといった校則は、毎日の高校生活に大きく関係する要素です。学校側が打ち出している教育方針や校風とは別に、「なんとなく」感じる雰囲気もとても重要なポイントです。先輩たちや先生、校舎の雰囲気が合うか合わないかで、高校での過ごしやすさが変わってきます。自分がそのなかに溶け込んでいる様子を想像できるか、一度想像してみましょう。

・学科、コース

高校の学科・コースは、毎日受ける授業が楽しいか・苦痛でないかという点はもちろん、将来にも関わります。主な学科は次の3つです。

〇普通科
国・数・英・理・社の主要5教科を中心として幅広く学ぶ学科です。数学・理科の学習に重点を置いた理数コース、英語学習に重点を置いた英語コース、有名大学への進学を目指す特進コースなどを設置している高校もあります。

〇専門学科
工業・商業・農業など、将来スペシャリストになるために必要となる専門的知識・技術の基礎を身につけることを目的とした学科です。卒業後の進学先や、将来の職業に直結する内容を学べます。また、就職に有利な資格を取れることが多いです。

〇総合学科
普通科・専門学科の科目を含めた幅広い選択科目のなかから、生徒が自分で選択して学べる学科です。しっかりと自分を管理する力が求められますが、主体性があれば、興味や関心、将来の目標に合った学習ができます。

〇通信制高校
学科やコースだけでなく、高校の種類まで視野に入れれば、通信制高校という選択肢もあります。通信制高校は、自宅学習を中心して卒業を目指す高校の種類です。週1本程度のレポート提出と年数回のスクーリング、年1~2回の単位認定試験を経て、高卒資格を取得できます。不登校や引きこもりの経験があったり、病気や体調不良に悩まされていたり、スポーツ活動・芸能活動が忙しかったり、仕事をしていたりして、なかなか全日制や定時制の高校に通うのが難しい場合にも、自分のペースで学習できるのが特徴です。

・まとめ

学校選びは慎重に行うことが大切です。世の中には、学校が自分に合わず、辞めてしまうという人も多くいます。通学時間や偏差値はもちろん、どのように過ごしたいのか、学校生活を通じてどのような将来につなげたいのかをイメージしながら、自分に合った学校を選びましょう。

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